駐在が決まるまで

海外駐在しようと思った理由ーコンプレックス新入社員時代

よく聞かれる質問が

「なんで駐在しようと思ったの?」というもの。

 

私の場合3つあって

  1. 会社に頼らない経験・スキルが欲しかったから
  2. 海外で働くことに憧れていた
  3. 好奇心

 

一番切実だったのは❶でした。

当時入社4〜5年目だった私は

いつ会社を辞めても困らない経験やスキルを身につけなきゃ!

と猛烈な焦りを感じていました。

 

というのも私の働いている会社は典型的な日系企業。

事務職はスペシャリストよりジェネラリストを育成する傾向が強いです。

御多分に洩れず、研修を含めた配置換えにより、

いろんな部署で働きました。

(5年間で5つの職場を経験しました)

 

結果として、

中途半端に浅い知識だけある、

何も仕事ができないポンコツ新人が誕生しました。

 

特に「このままじゃ私やばいかも・・・」と思った決定的な出来事が

経理の業務をやっていた頃。

 

数字嫌い、大雑把な性格の私には絶望的に向いていませんでした。

せめてミスしないようにとゆっくり仕事をするので

仕事が遅いのなんの。

しかもそれでもやっぱりミスはする(泣)。

 

また人間関係も合わず、

半年ほどの間にあっという間に体調を崩し

夜も寝られなくなり、

ほぼ鬱一歩手前という診断を病院でもらいました。

 

あんなに大好きだった旅行や読書に興味が持てなくなり

とにかく明日が来なければいいのに、

とベッドの上でぼーっとする毎日。

それでも体を引きずって会社に行っていたのですが

何度トイレで泣いたことが。

 

その時痛感しました。

こんな会社辞めてやる、って思っても

きっといけるところがない

あの時の真っ暗な底なし沼を覗き込んでいるような

気持ちは今でも忘れられません。

会社に依存してちゃダメだ、とはっきりと自覚しました。

 

また部署を変わってからも、

いわゆる「働かないおじさん」を目の当たりに。

人のことを批判するけど、何も行動しない。

職場に将来こんな風になりたいと思う人がいませんでした。

 

そもそもなんでこの仕事必要なんだろう?と感じるものが多かったです。

でも、仕事のやり方や内容がおかしいと思っても

結局何も変えられていませんでした。

 

口先だけの尊敬できない職場の人と

自分は何も変わらないなぁと

とても歯がゆかったのを覚えています。

 

一言で言うと、駐在をして

そんな自分を変えたいと思いました。

 

特別スキルのないぽんこつ新人でも

海外駐在をすれば

以下のような能力が身につくだろうなと言うことが想像できました。

 

・異なる価値観を持つ人とチームで働き業務を進める経験

・語学力

・出向先市場の専門知識

などなど。

 

とにかく今のまま、変化しないのは

絶対にまずい。

環境を変えなければと思いました。

 

そんな気持ちで、周囲にはことあるごとに

駐在に行きたいことを訴え続け

いろんな巡り合わせで無事叶えてもらうことができました。

 

もしかしたら一種の逃げだったのかもしれないですが、

逃げて良かったと心の底から思っています。

来て後悔はありません。

ABOUT ME
なまけもの
なまけもの
「まぁいっか」が口癖のアメリカ駐在アラサー女。 出向するまで紆余曲折あり色々迷ったので、同じような人の役に少しでも立てればと情報発信中。 特技はいつでもどこでも寝られること。